アフリカ中部が原産地のスイカは、サンサンと降り注ぐ山形の夏の太陽をいっぱいに浴びて
果汁たっぷりにスクスクと膨らみます。
また、夜になるとグンと気温が低下する独特の気候風土が、身の引き締まった甘味の強い果実を育てます。
ひとつひとつ確かめながら収穫する村上さん。 丸々と太った果実を指で弾き
ポンと軽やかな音が返ってくれば食べごろの合図。 スイカとのこんな語らいが、夏のスイカ畑に繰り広げられています。
叩いてやや濁った音がしたら適熟、丸くて肩が張り、色つやよく、真っ黒いものが美味。
中そのほとんどが水分。
しかし、その中にも優れたものを持っています。
それは、βカロチンで、体内に生じる活性酸素から体を守り、悪玉コレステロールを減らし
成人病を予防します。
その他にも、豊富な水分、カリウムによる利尿作用で体のむくみをとり
高血圧・腎機能障害を防ぎ、甘い汁の源果糖は即効性のあるエネルギー源になります。
夏の顔であるスイカは、真夏の暑さに疲れた体を癒す食べ物でもあります。